教育で力引き出す専門企業「キカガク」 DX課題に応える人材育成

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教育で力引き出す専門企業「キカガク」 DX課題に応える人材育成

※日経電子版に掲載された広告を再構成しています。

幅広い産業でデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、DXを推進できる人材の育成に多くの企業が試行錯誤を続けている。そんな中で注目を集めているのが、大手上場企業を中心に「教育」を軸としたDX支援を展開しているキカガク(東京・渋谷)だ。キカガクの研修サービスを活用してDX人材育成に取り組むSUBARUの担当者は「講師の質が非常に高く、期待以上の成果が出ている」と高く評価する。


変化の激しい時代を勝ち抜き、次なる成長を目指すためにDXは欠かせない。本格的に取り組む日本企業は多いが、成果創出において特に不可欠な課題がDXを組織に浸透させ推進できる人材の育成だ。

一大変革期を迎えている自動車産業も例外ではない。「CASE(コネクテッド化、自動運転、シェアリング、電動化)」や「MaaS(次世代移動サービス)」など新しい技術の導入が本格化する中、制御技術やソフトウエア開発を担う人材の重要性が増している。

そこでSUBARUは、商品力強化とモノづくり革新に直結する「車両もソフトウエアも理解し、開発できる人財」の育成を目指し、2022年度にタスクフォースチームを設置。技術本部の従業員を対象とした「ソフトウェア人財育成プロジェクト」を始めたキカガクが研修の一翼を担い、5年間で600人のソフトウエア人材を育成する計画だ

具体的には人工知能(AI)、DX、組み込み技術に焦点を当てて、新入社員と既存社員を対象に研修を実施している。SUBARU技術本部の斎藤誠氏によれば、既存スキルに加えて新たなスキルの習得を促す「アドスキル」により「筋肉質な人財」をつくることを目指しているという。組織全体でAI・DX活用を推進するため、マネジメント層向けの研修も実施。ビジネス課題の解決に向けたAI・デジタル技術の活用を正しく理解・評価し、適切にフォローできる状態をつくる。

「研修をキカガクに依頼した理由は3点ある」と斎藤氏。まずは講師の質だ。圧倒的に熱量が高く、どの講師もスペシャリストであると好評だ。「教育をやるなら教育を理念に据えている研修会社を選ぶべきだ」と斎藤氏は言う。

新入社員研修の様子。対面での実施を基本としている。

2点目は柔軟性だ。研修内容を柔軟に変更して陳腐化を防ぐとともに、受講者の力量に合わせて都度レベルを調整する点を評価している。

3点目は高いレベルでPDCAを回していることだ。SUBARUがキカガクと取り組みを始めて3年目だが、毎週の振り返りを継続して問題点や改善点を洗い出しているという。修正点があればその週のうちに解決する。「フィードバックのスピードが速く、質が高いからこそ、うまく続いている」と斎藤氏は語る。

キカガクの研修は、顧客企業の多様なニーズに応えるカスタマイズ性の高さが特徴だ。SUBARUのマネジメント層向け研修は「ビジネス課題をクリアに捉えて企画に落とし込むところや、部下が立てた企画をどう評価し、フィードバックして進捗させるかに重きを置いて設計した」と秋山貴史執行役員CROは説明する。SUBARUの職場の事例を教材として、すべての受講者がグループワークで上司に企画を発表する立場と、部下からの報告にフィードバックする立場を経験できるようにした。

株式会社SUBARU 技術本部 技術開発部 主査 斎藤氏

「継続的な改善により研修内容はどんどん良くなっている」と斎藤氏は評価する。受講者の満足度も高く、評価点は5点満点中4点以上、時には4.5点を超えることもある。学んだことを即座にアウトプットするワークを豊富に盛り込んだ研修設計の効果もあり、受講者の半数近くが学んだ内容を実務で活用していると回答しているのもポイントだ。

課題解決型研修をきっかけに、新しい価値・サービスの創造から現場のオペレーション改善まで、実際の課題解決に向けた新たな取り組みも続々と進んでいる。まだ実証実験の段階ではあるものの、人の力で進めていた書類確認作業にAIを活用し業務効率化を推進している部署もあるという。身に付けたスキルを生かす機会を増やす施策も今後強化するという。新人研修では同期の絆が強くなるなど思わぬ成果も出ている。

「人財が育つには一定の時間がかかる。長期的な視点で育成を継続することが求められる」と斎藤氏は言う。

事業環境が複雑化している現在、人材育成も一律の内容で機械的に行うのでは対応しきれない。人材育成の内製化を考える企業は多く、SUBARUも初めは内製化を目指したという。しかし、社内での育成に限界を感じた。特に難しいのが「講師」の存在だ。

「教えられる人を社内で育てるのは容易ではなく、費用対効果を考えるとプロフェッショナルに任せた方が効率的だ」(斎藤氏)

講師について、本研修に関して現時点では内製化しない方針とし、研修内容についてはキカガクと共にアップデートする現在のスタイルに落ち着いた。

「講師という職業はとてもハードで社内での兼業に向かない。だからこそ、当社のような専門企業の役割は大きい」と秋山氏は語る。

2017年に創業したキカガクは、AIを含む先端技術の教育を軸に企業のDXを支援してきた。「あるべき教育で人の力を解放する」との理念を具現化する教育を実践している。売り上げの9割以上を大手上場企業が占め、特に製造業(自動車、機械、電気機器)での実績が豊富だ。IT(情報技術)業界や建設DXを推進している建設業、鉄道、航空、物流など、様々な業界の企業からDX人材育成の相談を受けているという。人材育成計画の策定支援から始まり、実務活用に向けた実装支援まで、一気通貫してDXの実現を支援している。

「キカガクは常にあるべき教育を追い求めている」と秋山氏実務直結の研修カリキュラムにより「学んで終わり」ではない「活躍に直結する研修」を提供している。

SUBARUがキカガクの評価ポイントとして挙げる講師の質はどのように担保しているのか。秋山氏によれば、入社後2カ月間、ディープラーニングについて学び、講師として登壇できるか審査を実施している。年間1000人を超える応募があるが、採用率わずか2%の狭き門という。創業以来、合格基準を下げることなく審査を続けている。

現在SUBARUは技術本部の人材育成でキカガクとタッグを組んでいる。「これをきっかけに、業界を盛り上げていきたい」と斎藤氏は言う。「これまで与えられた要件に応えるだけでなく、豊富なDX人材育成の知見をベースに、期待以上の提案や改善案を先回りしながら出し続けてくれている。サービスの品質が3年間、上がり続けているのもすごい。今後もパートナーとして互いに高め合っていきたい」と、今後の取り組みにも期待を寄せた。

「信頼していただいているからこそ、当社は自分たちの限界を決めたくない。これからも期待と信頼に応えられる新たな提案や価値を創り続けたい」と秋山氏。「人を変えることで組織が変わり、世の中が変わることを信じて走り続けていく」と力強く語った。

  


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キカガクでは業界業種問わず 1000社以上の企業に導入いただき、DX人材育成における様々な課題解決をご支援しております。

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