キカガクブログ 
近頃 ChatGPT がメディアでも取り上げられるようになり非常に話題になっています。
聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか？
この記事では ChatGPT を聞いたことがあるけれど使ったことがない、少し手を出すのがこわいといった方に ChatGPT についてといったことや使い方のポイントをご紹介します！
ChatGPT とは？
ChatGPT は OpenAI によって開発された AI の会話ツールです。質問を投げかけることでその質問に答えてくれたり、会話を続けてくれたり、さまざまなトピックに関する情報を提供してくれたりします。
その返答の精度が非常に高く近頃話題になっています。
以下の画像のように質問すると非常に自然な回答が返ってきました。
プロンプトエンジニアリングとは？
ChatGPT が話題になるとともにプロンプトエンジニアリングという言葉が注目されるようになりました。
プロンプトとは、テキストを入力する部分のことを主に指します。
このプロンプトの与え方を工夫することによって目的にあった返答を得る技術のことをプロンプトエンジニアリングと呼びます。
簡単に言うと AI にうまく質問するコツを見つけることです。
ChatGPT の始め方
サイトにアクセスする
まずはサイトにアクセスします。
最初は英語だらけで驚くかもしれませんが、登録はそこまで難しくありません。また使いはじめればそこまで戸惑うことは多くないのでご安心ください。
まずは Try ChatGPT のボタンをクリックしましょう。
次に Sign up のボタンをクリックします。
登録
メールアドレス、Google アカウント、Microsoft アカウントなどから登録できるので、ご自身のお好みの方法で登録を進めます。
プロフィール入力
次にプロフィールを入力する画面に移ります。
次に電話番号認証をします+81 と書いていますが、通常どおり電話番号を入力すれば大丈夫です。
携帯電話に届いた番号を次の画面で入力すれば登録完了です！
ChatGPT の使い方
質問してみる
早速使ってみましょう！
使い方は簡単で、 Send a message の部分に質問内容を入力して送信するだけです。
気軽に質問すると非常に精度の高い答えが返ってきます。
続けて質問を送信することで、以前の質問・回答を元にして会話を続けることができます！
ChatGPTを最大限活用するためのポイント
ここまで ChatGPT の登録方法、使い方を紹介しました。
ChatGPT の使い方にはコツがあるのでそれらをご紹介します！
ハッキリ伝える
ChatGPT に対して期待する回答を得るためには、何をしてほしいのかという部分を明確に伝えることが重要です。
例えば、「唐揚げを美味しく揚げる方法を教えてほしい」といった質問だけでなく、さらに詳細を追加して「衣がサクサクで中がジューシーな唐揚げの作り方を教えてほしい」と質問することでより具体的な返答が期待できます。
また、「タレの作り方を教えてほしい」という質問に対しても、具体的な要望や好みを伝えることで期待通りの回答が得られます。例えば「甘辛くてコクのある唐揚げ用のタレの作り方を教えてほしい」と伝えるなどです。
詳しく伝える
背景や前提、好みなどを丁寧に伝えることで、ChatGPT からより的確な返答が得られます。
例えば、先ほどの唐揚げに関する質問では好みや状況を明確に伝えることがポイントです。「厚めでサクサクした唐揚げが好き」という情報を提供するだけでなく、「初めて作るため、失敗しないポイントも知りたい」といった要望も伝えると、よりニーズにあった回答を得られます。
質問をする時はできるだけ具体的な背景や前提を伝えるようにしましょう！
肯定文で質問する
ChatGPT と効果的にコミュニケーションを取るためには肯定文で質問することが重要なポイントです。
肯定文で質問することにより ChatGPT に具体的な要求が伝わり、期待通りの回答が返ってくる確率が高まります。
例えば、「料理をおいしくするためのコツを教えてください」という質問をすることで ChatGPT に明確に何を求めているかを伝えられるので具体的なアドバイスを得られやすくなります。
一方で、例えば「料理をおいしくしない方法を教えてください」というような否定的な質問に対して、ChatGPT はどの情報に焦点を当てるべきか判断しにくくなり的確な回答を得づらくなってしまいます。
有料版との違いは？
ChatGPT には有料版があります。料金は 2023 年 4 月現在、月額 20 ドルです。
有料版と無料版で大きな違いは GPT-4 が使えることです。
GPT-4 になると何が違うのかという点を一言で説明すると性能が大幅に向上しているということです。
ChatGPT に GPT-4 の場合、どのような質問により的確に返答できるようになったのか直接聞いてみました。
実際に GPT-4 は性能が大幅に向上していると感じます。
ぜひ興味のある方は有料版を試してみてください！
ChatGPT を使うときの注意点
ChatGPT を使うときには注意点があります。それらの注意点をご紹介します！
個人情報や機密情報を入力しない
最も重要な注意点は、個人情報や機密情報を入力しないことです。
ChatGPTに投げかける質問は、性能改善のために学習データとして使用される可能性があります。もし個人情報などを入力してしまった場合、それが第三者に表示されてしまうことが考えられます。
個人情報や機密情報は入力しないように気をつけましょう。
入力内容を学習データとして使用されないようにする方法
オプトアウトの手続きをする
オプトアウト機能を使用して、ChatGPT に送信したデータが学習データとして使用されないように申請することができます。
オプトアウトの申請は以下の URL からできます。
申請に必要な情報は以下のリンクにあるのでこちらから確認しましょう。
API を使用する
こちらは開発的な視点になるのですが API を使用することで、送信したデータが学習データとして使用されないとのことです。
キカガクでの ChatGPT 活用例
キカガクでは 6 ヶ月間でデータサイエンスを身に着けて現場で活躍できる人材になるための長期コースを運営しています。
長期コースに参加されている方は「ディスカッションフォーラム」というサービスがあります。
ディスカッションフォーラムでは、学習する中でわからない点などを気軽に質問していただけます！
そこで ChatGPT が質問に対する最初の返答をしてくれています。
※ ChatGPT の API を使用しており質問内容は ChatGPT の学習データとして使用されません。
ChatGPT で解決できなかったことは講師が回答しているので 2 段構えでスムーズに学習を進めることができます！
データサイエンス・機械学習・画像処理・自然言語処理など豊富な講座を受けることができ、講師のサポートはもちろんディスカッションフォーラムといったサービスも受けられるのでぜひ長期コースについて説明会でご確認ください！
ChatGPT で効率化アップしよう！
この記事では ChatGPT を聞いたことがあるけれど使ったことがない、少し手を出すのがこわいといった方に ChatGPT についてといったことや使い方のポイントをご紹介しました！
ぜひこの機会に ChatGPT に触れ、有効活用につながるようチャレンジしてみてください！
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