今、自然言語処理が熱い。
いきなりですが、皆さんはDeepLというサービスをご存知でしょうか。ドイツ企業に寄って開発された超高精度な翻訳ツールです。2020年3月に日本語の対応が発表され、あのGoogle翻訳を超えたということで一躍話題になりました。
出典:https://www.deepl.com/translator
もしかしたら、GPT-2というAIを知っている人もいるかも知れません。こちらはOpenAIが開発したテキスト自動生成AIです。何か1文を与えるだけで、勝手に続く文章の作成を行ってくれます。
出典:https://openai.com/blog/gpt-2-1-5b-release/
注目すべき点は、開発者が「あまりに危険すぎる」ということで公開を延期したところです。AI界隈においては発表と同時に仕組みも明らかになることが多い中、これは異例の事態でした。
以上の翻訳、文章生成だけではなく、情報抽出、検索、質疑応答システムなどなど、現代に言語は我々の手を離れ様々なタスクが高精度で自動化されています。
これら全ての根幹技術が自然言語処理(Natural Language Processing)です。
今回弊社は、この世界が注目している自然言語処理について、5月に完全オンラインで開講することを決定いたしました。
「自然言語特化型ディープラーニングハンズオンアドバンスコース」を通すことにより、最新の自然言語処理を学び、そして活用できる人材になることができます。
俯瞰しやすく、詳細がわかるカリキュラム
新しい知識をひとりで身につけようとすると挫折することが多く、時間もかかってしまいます。特にディープラーニングの基礎ではなく、特化した難解な知識であると、飛躍的にハードルが上がります。
それに対してキカガクの講義では、理論を理解し、難解な内容も小さな要素に噛み砕きわかりやすく説明できる講師と講義資料があります。
常に更新され続ける新しい自然言語処理(コンピュータビジョン)に関する論文の理論や実装を追っていきたいという方にも、直近で実務に必要という方にもおすすめな充実した内容です。
講義概要
今回は完全オンラインのリアルタイム講義で7時間×3日の構成となっています。
初回の講義は 5/20(水)、5/21(木)、5/22(金) の 9:30-17:30 に開催し、今後も随時日程を追加していく予定です。
料金は 3 日間で 200,000円(税抜)、受講料金に Azure 代金 1 万円が含まれています。
※ オンラインでのリアルタイム講義は Zoom というオンライン講義を行うためのシステム(無料)を利用するため、こちらを使える環境が前提となっております。
自然言語特化型ハンズオンアドバンスドセミナーでは、以下の トピックを扱います。
- データの前処理の実装
- 文章の数値化、分類
- 扱う技術:スクレイピング・BoW・TF-IDF etc…
- 扱うモデル:NN・CNN・LSTM・BERT
- Hugging Faceの使用
- 扱うモデル:Seq2Seq、Transformer etc…
- 文章の中から定められた単語とカテゴリーを検出するタスク
- Hugging Face、Flairの使用
- 扱うモデル:BERT
出典:https://jalammar.github.io/illustrated-transformer/
自然言語の分野で最もポピュラーで実務に直結するスキルを身に着けましょう。
お申し込み
本日より、講義の申込みを開始します。
お申し込みはこちらの申込みフォームから手続きを進めていただけます。
ご不明な点がございましたら、弊社ホームページのお問い合わせよりお気軽にお尋ねください。
オンライン研修の受講の仕方につきましては、こちらをご覧ください。
前提知識としてディープラーニングフレームワーク PyTorch とディープラーニングの基礎知識が必要となります。弊社のディープラーニングハンズオンセミナーを受講後レベルの方を対象としています。心配な方に向けた事前予習動画も用意しておりますので、お申込み後に連絡差し上げます。