東芝デジタルエンジニアリング株式会社 様

目次
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キカガクは、東芝デジタルエンジニアリング株式会社のデータ利活用人材育成を支援するため、データサイエンスのカスタマイズ研修を実施しました。
Python 初学者のご参加が多い研修でしたが、学習内容の有用度と業務への活用度が非常に高い結果となりました。
今回、東芝デジタルエンジニアリング株式会社に実施した研修について、第二事業部パッケージソリューション第二部の黒川様にお伺いしました。
インタビューイー | 部署 |
|---|---|
黒川様 | 第二事業部 |
*上記はインタビュー当時の情報になります。
黒川様:
まずは、経験や勘に依存している点でした。
現在お客様と一緒に、様々なデータの収集・集計・加工を行っており、そのデータが蓄積されています。
また BI ツールを活用した分析結果の可視化も行っています。
そのデータを活用したソリューションの提案時に、経験による提案の側面が強く、今となっては提案の選択肢が限られてしまっていたのではと感じています。
次に、現在 20 人近くがこの領域での仕事をしていますが、データ分析のスキルを持つプロフェッショナルは少数でした。
全員がデータサイエンティストとして活躍してもらうことは考えていないのですが、お客様へ更なるプロフェッショナルとしてサービスを提供できるように、各人のデータ分析スキルのレベルを底上げをしたいと考えていました。
黒川様:
今回は経験や勘で判断されてきたところを、データを最大限活かし、お客様への提案の選択肢を広げられるようなデータ利活用の下地づくりの第一歩としていきたいと思っていました。
そのためにも、メンバー全体のデータ分析レベルを底上げできるような研修を期待していました。
黒川様:
学びたいカリキュラムの充実度と実績です。
キカガクさんは当社が学びたいデータ利活用および AI・機械学習の領域において、カリキュラムが充実していたことです。
具体的には、データサイエンティスト領域のキャリアパス的なカリキュラムが充実していることと各コース一つ一つの研修内容が充実していたことがよかったです。
また最初のご提案時に様々な実績を紹介いただいたことです。特に同業界への実績の多さはポイントでした。

*キカガクでは、上図のロードマップのようにデジタルスキル標準の人材類型に沿って、豊富な研修をご用意しています。ロードマップの詳細は下記記事でご紹介しています。
【まずはこちらから】キカガクの研修ロードマップを徹底解説
確認する黒川様:
受講メンバーのスキルや研修ゴールの確認を、事前に何度も丁寧に擦り合わせできた点がよかったです。
また、当社環境に合わせた教材の準備や、カリキュラムをカスタマイズいただけたことも非常に満足しています。
黒川様:
データサイエンス実践コースとデータサイエンス応用コースを実施しました。
また研修の参加者に合わせ、カスタマイズも行いました。
*カスタマイズ前のデータサイエンス実践コースと応用コースの詳細は下記ページからご確認いただけます。
コース名 | 詳細 |
|---|---|
データサイエンス実践コース | |
データサイエンス応用コース |
黒川様:
今回の受講者は Python 初学者が多かったです。
そこで、元々 2 日間のコースのうち、1 日分を 2 日に分けて実施してもらうようなカスタマイズを行いました。つまり、進捗スピードをゆっくりにしてもらいました。
背景としては、Python を活用したデータ利活用の経験がないメンバーが中心だったので、じっくり理解・習得してもらうための構成にしました。
またじっくり進めるだけでなく、講師の方に世の中の事例や講師オススメの本など、テキスト外の内容まで色々ご紹介いただきました。
逆に今回は基礎からスタートすることで、実務向きの内容のカスタマイズは依頼しませんでした。
結果としてじっくり進めることができ、初学者のメンバーからは新しい知識を身に着けることができたと高評価でした。
黒川様:
本研修は Zoom を使用したリアルタイムオンライン研修でしたが、対面研修を受けているのと同じような研修体験ができたことが素晴らしかったです。
例えば、実装等アウトプットの時間も多くあったのですが、対面研修のように手が止まっている受講生へ、講師の方が積極的かつ自然に話しかけてくれたり、質問しやすい空気をつくって下さいました。
また、講師の方と受講生間だけでなく、受講生同士のコミュニケーションを促しながら進めていたところも好評でした。
さらに、研修の様子や結果をみて、次回の研修からすぐに改善して下さった点も良かったです。
例えば、ワーク時の受講生のチーム分けではベストなチームの分け方を模索し、早速次の研修から活かしてくれる等の研修運営の PDCA の早さが、初学者にとっても研修満足度に繋がったと思います。
黒川様:
こういったデータサイエンス領域の研修で、手書きで講義をしてくれるパートがあることが衝撃的でした。
手を動かすことで理解が深まる実感があり、それが非常によい学習体験でした。
私自身、手書きのメモを取る時間を使って全て Excel で書きました。計算式もすべて記述しました。
それが意外と楽しかったです。
つまり、こういった手書きの学習方法は、手を動かすことで理解が深まるだけでなく、受講者側にとって本人のやり方に適した学習ができる、という点が結果的にとても良かったです。
下図:キカガクの手書き講座のイメージ
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黒川様:
多くの声があるのですが、一例として、仕事で接するスーパーデータサイエンティストたちの話す内容が、かなり理解できるようになったという声を聞きました。
また、現在のアウトプットだと説明や根拠が不十分だと実感できるような、データドリブンの下地も整ってきました。
さらに、今回研修で習得したクラスター分析を実際に利用できたといったような声も挙がってきています。
このように、当初の目的にあった経験や勘からの脱却への一歩は踏み出せたと思っています。
下図:実際の研修参加者たちの声
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黒川様:
データ利活用の領域はスキル獲得だけでなく、実際に経験していくことが大事だと思っています。
その点でキカガクさんのトレーニングはスキルや知識の獲得だけでなく、研修の中で実際の経験を疑似体験できるように学べたことが良かったです。
こういった実践環境に近い研修を通してデータ利活用人材のレベルを底上げし、お客様のビジネスに更に貢献できる下準備を徐々に進めていきたいです。
そのプロセスを通して、BI ツールだけでなく、更に広いデータの利活用という領域でお客様の課題解決に繋げていければと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
キカガクでは業界業種問わず 800 社以上の企業に導入いただき、DX 人材育成における様々な課題解決をご支援しております。
業界業種多種多様な業界 20 社以上の育成事例もご紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひご参考ください。

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