【Python 入門】辞書 (dictionary) を for 文でループ処理する方法をわかりやすく解説！

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• Python：3.9.2

辞書 × for 文のサンプルコード

for 文で辞書をループ処理する方法は ３ つあります。

1. キー (key) のループ処理
2. 値 (value) のループ処理
3. キー (key) と値 (value)をセットにしたループ処理

それぞれ、順番に解説していきます。
for 文の文法を振り返りたい方、学びたい方はこちらの記事をご覧ください！

2021年5月20日

【Python 入門】for 文の使い方を解説！range() 関数も紹介

キーをループ処理するには、.keys() メソッドを使用します。構文は以下の通りです。

dict 型変数とは、辞書で定義した変数名のことです。キーを順番に出力するサンプルコードは以下のようになります。

staff = {'太郎': '24歳', '花子': '28歳', '次郎': '18歳'}
for key in staff.keys():
    print(key)

太郎
花子
次郎

このように、for 文と .keys() メソッドを使うことで、 キーを順番に出力できました。

for key in staff:
    print(key)

太郎
花子
次郎

値 (value) のループ処理

辞書で値をループ処理するには、.values() メソッドを使用。
構文は以下の通りです。

値を順番に出力するサンプルコードは以下のようになります。

staff = {'太郎': '24歳', '花子': '28歳', '次郎': '18歳'}
for value in staff.values():
    print(value)

24歳
28歳
18歳

このように、for 文と .values() メソッドを使うことで、値を順番に出力できました。

キーと値をセットにしたループ処理

キーと値をセットでループ処理する場合は、.items() メソッドを使用します。
構文は以下の通りです。

キーと値をセットで出力するサンプルコードは以下の通りです。

staff = {'太郎': '24歳', '花子': '28歳', '次郎': '18歳'}
for key, value in staff.items():
    print(key, value)

太郎 24歳
花子 28歳
次郎 18歳

このように、for 文と .items() メソッドを使うことで、キーと値をセットで出力できました。

最後に

以下、まとめになります。

• キーのループ処理をする時は、.keys() メソッドを使用
• 値のループ処理をする時は、.values() メソッドを使用
• キーと値をセットでループ処理する時は、.items() メソッドを使用

以上、Python 学習している方々のお力添えになれば幸いです！

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