この記事を書いたきっかけ
キカガクで講師を務めている大庭です。これから10回に分けて、学生のみなさんに向けてブログを書いていこうと思っています。
普段は大人向けの教育をおこなっていますが、たまたま友人から誘いがあり、今度、学生に向けてあるテーマでお話することになりました。
そのとき思ったことが、今、一番学びや指針を探しているのは学生のみなさんなんじゃないかということです。
なので、話す内容も「必要な学び」をテーマにする予定ですが、せっかくなら全国の学生にもお届けできればと思い立ち、ブログに至りました。
少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
最も身に着けておきたいこと
学生が今一番必要なことは、自信をつけることだと思います。 今まで以上にそのことが求められる時代になっています。
自信をつけるとは、自分ひとりで胸を張って、これからの混沌とした社会を生き抜いていけると言えることです。
これまでからは全く予測できない事態になっているように、これからも予測できない事態が起こりえます。そのときに、寄りかかっている何かがあったとして、それが崩れ落ちないという保証はありません。
孤独に生きるという意味ではなく、必要なときに、誰かと助け合えるように確かな自分を持つという意味です。
何をすべきか
では、自信を持つために何をすべきなのでしょうか。
ひとえに、インプットとアウトプットをくり返すことだと思います。
なぜそう言えるのか、理由について、考えていきましょう。
たとえば私が学生の頃であれば、大きく以下の選択肢がありました。
・ベンチャーでインターンシップし、即戦力となる力をつける。
・留学やボランティアで海外にいき、新しい視点と経験、英語力を得る。
・研究や部活など、打ち込めるものを見つけて極める。
この3つのどれかや、組み合わせたりすることで、学生は自信と力を身に着けることができました。
しかし現状、3つとも中々実現が難しい状況かと思います。
ベンチャーに限らず、どの企業も諸手を挙げて学生を受け入れるのは難しいです。
海外には渡航すらできず、部活もできず授業もオンライン化で実感がない。
このような状況で、何をすればいいのでしょうか。
正直なところ、もし私がこの状況下で学生だったとしたら、特に勉強もせず何かを見つけるわけでもなく、ぼんやりと過ごしていたと思います。
この記事を読んでいる学生の中にもいるかもしれません。それ自体は責められることでもなく、時代が時代なので仕方ないことです。
しかし実際にはぼんやりと過ごしても何かが得られるわけではありません。 なので今できることを考えてみましょう。
今、これまで以上に先が見えない時代になっていきます。
そこで発想を変えてみます。見えないのであれば、それを前提に力をつけるということを考えましょう。
そうすると、何をすればいいかが見えてきます。
何が起こるかわからないので、何が起きてもいいようにしておこうということです。
つまり、対応力や瞬発力といった、未知の状況への柔軟性を身に着けると良さそうです。
未知との遭遇に備える
では、未知の状況にあったときに困らないためには何が必要でしょうか。
ここで、インプットとアウトプットが重要になります。
インプットとは、本を読んだり人と話したりして、新しい知識や視点を身に着けることです。
アウトプットとは、そういった学びを言語化し、誰かに伝えることです。
特にアウトプットが大切です。アウトプットして初めて、自分の身になったと言えます。
私たちキカガクでは、アウトプットことが最大のインプットだと言っています。
この二つの繰り返しによって、新しい出来事への理解力や、突発的な対応力、自分の考えを伝える力が身につきます。
これらの何が良いかというと、家にいてできることです。
本は大学の図書館なり、購入するなりで手に入れられますし、人と話すのもzoomなどのツールが充実しています。
アウトプットに関しては、言わずもがなネット上のプラットフォームを活用できます。
人生の夏休みとも呼ばれる学生時代。
ただ部屋で過ごした時間で終わらせないためにも、自分で考えたものごとをどんどん発信していきましょう。
質の高いインプットとアウトプットを繰り返すための提案
少し前までなら、講義を受けたり、部活に出たり、海外留学をしたりで、具体的な方法とインプット・アウトプットが結び付いていました。
今はその方法から自分で見つけないといけない、ということが学生にとって難しいのだと思います。
この記事を読んで、やる気はあるがどうしたらいいかわからないというみなさんへ、私から提案です。
キカガクの認定クリエイターになってみませんか?
認定クリエイターとは、AIやWeb等の最新技術を学んで、情報発信をすることで収入を得る新しい学び方、働き方です。世の中が求めている技術を学習して、一緒に世界をリードしていきませんか?
認定クリエイターに関する詳細は以下のページからどうぞ!
みなさんからのご応募、お待ちしております!