
未経験からSE(システムエンジニア)になることは可能です。
ただし簡単ではなく、プログラミングスキルの習得と、育成体制のある企業選びの2つが前提になります。
SEの平均年収は514万円(求人ボックス 給料ナビ・2026年7月時点)で、日本全体の平均給与478万円(国税庁・令和6年分)を上回る水準です。
この記事では、未経験からSEに転職できるのか、後悔しないためにどこを見ておくべきか、何から始めればよいのかを順番に解説します!
この記事の要点
目次
システムエンジニア(SE)とは、システムの設計・開発・運用・保守を担当する職種です。
企業の業務効率化やコスト削減、新サービスの開発などに携わります。
そのためSEには、プログラミングスキルだけでなく、顧客との折衝や要件定義、プロジェクト管理まで幅広い能力が求められます。
仕事内容・年収の内訳・関連職種との違いは、次の記事で詳しく解説しています。
未経験からSEへの転職は可能です。
ただし簡単ではなく、IT業界未経験の場合はまずプログラミングスキルを身につける必要があります。
また、SEに求められる論理的思考力やコミュニケーション能力も、あわせて磨いていく必要があるでしょう。
一方で、SEは未経験者の採用に比較的積極的な職種でもあります。
未経験者向けの研修制度や、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)による教育体制を整えている企業もあります。
そのため、適切なスキルアップと、自分に合った企業選びができれば、未経験からでもSEへの転職は十分可能です。
未経験からの転職では、次の3つがそろっているかどうかが分かれ目になります。
まずは自分に合った学習方法でスキルアップを図り、そのうえで自分の強みを活かせる企業を見つけることが、成功への近道となります!
転職して後悔するケースは多くありません。
SEは新しい技術への挑戦や自己成長の機会が豊富で、需要が高い職種のため条件面もよいことが多いためです。
ただし「思っていたのと違った」を防ぐには、入る前にギャップになりやすい点を知っておくことが大切です。
未経験の方がイメージとの差を感じやすいのは、次の3点です。
ギャップになりやすい点 | 実際のところ |
|---|---|
プログラミングだけをする仕事だと思っていた | 顧客との折衝・要件定義・プロジェクト管理まで担当範囲に含まれる |
転職できれば学習は一段落だと思っていた | 技術の移り変わりが速く、転職後も継続的な学習が前提になる |
業界水準の年収からスタートできると思っていた | 未経験スタートでは、経験者と比べて初任給は低めになる傾向がある |
これらを「想定内」にしたうえで転職すれば、後悔につながりにくくなります。
裏を返せば、対人業務も含めて楽しめる方や、学び続けることに前向きな方にはSEは向いている職種といえます。
SEの平均年収は514万円(求人ボックス 給料ナビ・2026年7月21日時点)です。
日本全体の平均給与478万円(国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」・2025年9月公表)を上回っており、SEの年収は全体的に高い水準にあります。
項目 | 金額 |
|---|---|
SEの平均年収 | 514万円(月給換算 約43万円) |
SEの給与幅 | 353万〜1,012万円 |
日本全体の平均給与(参考) | 478万円 |
ただし、これはSE全体の数値です。
未経験からの転職では、経験者と比べて初任給は低めになる傾向があり、給与幅の下のほうからのスタートになると考えておくとよいでしょう。
年収は業界や企業によっても大きく異なり、年代別・企業規模別の内訳はSEの職種解説記事にまとめています。
参考:システムエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人ボックス 給料ナビ・2026年7月時点)
未経験で入っても、スキルアップによって徐々に年収アップを目指せます。
年収を上げるポイントは次のとおりです。
未経験からの転職では、入社後に育ててもらえる環境かどうかが最重要です。
同じSE職でも、教育体制や扱う業界によって身につく経験は大きく変わります。
次の4つの観点で候補企業を比べてみましょう。
観点 | 見るポイント |
|---|---|
教育・研修制度 | 未経験者向けの研修やOJTの体制が整っているか |
業界 | 自分の興味や適性に合った業界か。前職の業務知識を活かせるか |
働く環境 | 働きやすい環境や福利厚生が整っているか |
キャリアの方向性 | 自分のキャリアビジョンに合った経験を積めるか |
前職の業界知識は、未経験転職でも通用する数少ない武器です。
たとえば金融や製造の実務経験があれば、その業界向けシステムを扱う企業では要件定義の場面で強みになります。
SEは、比較的柔軟な働き方がしやすい職種でもあります。
働く場所や時間の制度が整っている企業を選べば、私生活との両立もしやすくなります。
IT企業では、リモートワークが導入されているケースがあります。
自宅で仕事ができるため、通勤時間の削減やワークライフバランスの向上につながります。
フレックス制度を導入している企業もあります。
ライフスタイルに合わせて働く時間を調整できるため、私生活との両立がしやすくなります。
未経験でも、順番に準備すればSEを目指せます。
やることは「スキルを身につける」「成果を形にする」「面接で伝える」の3つです。
この順番で進めると、学習が転職活動にそのままつながります。
未経験からSEを目指すには、まずプログラミングスキルが必要です。
オンラインの学習コースや書籍、プログラミングスクールなどを活用して、着実にスキルを習得しましょう!
はじめの1言語に迷う場合、Pythonは選びやすい選択肢です。
キカガクのスクール事業部の職種定義でも、AIエンジニアやデータサイエンティストの必須スキルにPythonが位置づけられており、SEからAI・データ分析の領域へ広げたいときにそのまま活きます。
学習の成果を示すために、ポートフォリオを作成することも有効です。
オリジナルのアプリケーションやWebサイトを開発し、GitHubなどで公開しましょう。
ポートフォリオがあれば、面接での自己アピールにも役立ちます。
(関連記事:未経験からITエンジニアに。転職を成功させるための方法を徹底解説)
未経験からSEに転職する際は、面接対策が欠かせません。
準備しておきたいのは次の4点です。
面接対策をしっかりすることで、内定獲得の可能性が高まります。
(関連記事:面接が苦手な方でも大丈夫!転職面接の準備法と質問例を紹介)
未経験からの転職では、求人選びや職務経歴書の書き方に迷う場面も多くあります。
第三者の視点を借りたい場合は、転職エージェントの利用も選択肢の1つです。
SEとして積んだ設計力やプロジェクト管理の経験は、AI・データ領域へのキャリアチェンジでも活きます。
未経験からSEに入ったあとの「次の一手」として、選択肢を知っておくと学習の方向を決めやすくなります。
職種 | 平均年収 |
|---|---|
システムエンジニア | 514万円 |
AIエンジニア | 約600万円 |
データサイエンティスト | 約748万円 |
※いずれも求人ボックス 給料ナビ・2026年7月21日時点。
AIエンジニアは機械学習を用いてシステムやアプリケーションを開発する職種で、必須スキルにPythonが含まれます。
SEとしての開発経験にPythonと機械学習の知識を積み上げていく道もあります。
この記事のまとめ
この記事では、未経験からSEに転職できるのか、後悔しないためのポイント、始め方を解説しました。
未経験からSEを目指すことは簡単ではありません。
しかし、着実にスキルを身につけ、努力を積み重ねることで、SEとしてのキャリアを歩んでいくことは十分に可能です!
あなたのチャレンジを応援しています!
できます。
ただしIT業界未経験の場合は、まずプログラミングスキルと論理的思考力を身につける必要があります。
未経験者向けの研修制度やOJTを整えている企業を選べば、転職の可能性は高まります。
大丈夫です。
「プログラミングスキルの習得 → ポートフォリオの作成 → 面接対策」の順に進めるのがおすすめです。
学習の成果をGitHubなどで公開しておくと、そのまま面接での自己アピール材料になります。
新しい技術への挑戦や自己成長の機会が豊富なため、後悔するケースは多くありません。
ただし、SEはプログラミングだけでなく顧客との折衝や要件定義も担当すること、転職後も学習が続くこと、未経験スタートの初任給は経験者より低めになる傾向があることは、事前に知っておきましょう。
SE全体の平均年収は514万円、給与幅は353万〜1,012万円です(求人ボックス 給料ナビ・2026年7月時点)。
未経験スタートでは経験者より低めになる傾向があるため、給与幅の下のほうからの積み上げと考えておくとよいでしょう。
まずは1つの言語を身につけることが優先で、そのなかでもPythonは選びやすい選択肢です。
キカガクの職種定義でもAIエンジニア・データサイエンティストの必須スキルにPythonが位置づけられており、SEからAI・データ分析の領域へ広げたい場合にそのまま活かせます。
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