【事例:アセスメント&データ利活用人財育成】 株式会社西武ホールディングス:研修を研修で終わらせないための「アセスメント&カスタマイズ研修」〜育成導入担当者編〜

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【事例:アセスメント&データ利活用人財育成】 株式会社西武ホールディングス:研修を研修で終わらせないための「アセスメント&カスタマイズ研修」〜育成導入担当者編〜

キカガクは、2023 年より株式会社西武ホールディングスへ「研修を研修で終わらせない」ために下記のようなアセスメントや研修を提供しております。

・主要なグループ会社(2,000 名規模)の DX リテラシーの現状把握と研修効果測定のためのアセスメントの提供

・主要なグループ会社(2,000 名規模)の DX リテラシーの向上のために、自社 DX 事例を取り入れたカスタマイズ eラーニングの提供

・社内データの存在と価値の理解促進と、データ起点での思考習慣醸成のための実課題×実データワークショップ

本インタビューでは、上記取り組みの背景や効果など、経営企画本部 DX・マーケティング戦略部に所属する、舘岡様・渡邉様・田口様にお伺いしました。

株式会社西武ホールディングスにおける本事例は、DX 人財育成に悩まれる多くの育成担当者の皆様へ、新しい研修の形としてご参考になれば幸いです。

インタビューイー

部署

舘岡様(写真左)

経営企画本部 
DX・マーケティング戦略部 マネジャー

渡邉様(写真右)

経営企画本部
DX・マーケティング戦略部 課長補佐

田口様(中央)

経営企画本部
DX・マーケティング戦略部

なお、本研修の受講生様にもインタビューさせて頂きました。

受講生視点での本研修の感想や成長などご紹介していますので、ぜひ御覧ください。

【事例:アセスメント&データ利活用人財育成】 株式会社西武ホールディングス:研修を研修で終わらせないための「アセスメント&カスタマイズ研修」〜受講生インタビュー編〜
【事例:アセスメント&データ利活用人財育成】 株式会社西武ホールディングス:研修を研修で終わらせないための「アセスメント&カスタマイズ研修」〜受講生インタビュー編〜

DX リテラシーの現状把握と底上げを目的とした育成開始

2023 年より主要なグループ会社社員に向けた取り組みをスタート

DX 人財育成や部署の変遷、業務内容等を教えてください。

舘岡様:

弊社では 2018 年頃から経営戦略の一環として DX 戦略を組み込んでおり、21 年の中期経営計画でもデジタル経営を大きなテーマとして掲げています。

22 年には経営企画本部内に DX・マーケティング戦略部ができ、同部署を中心に部分的に DX 人財育成をしていました。

また、育成だけでなく、西武グループマーケティング基盤の構築とその利活用も推進しています。

本研修の実施背景を教えていただけますか?

舘岡様:

西武グループでは、2023 年に DX 人財育成の体制を構築し、グループ社員全員を「デジタル活用人財」、主要なグループ会社本社部門の社員を「DX 企画人財」と位置付け、専門性の強化・高度化へ向けた人財の定義を明確化しました。

2023 年はその育成の初年度として、特に DX リテラシーの現状把握、並びに底上げを図ることを目的に教育内容を検討することとなりました。

アセスメントの存在と希望に沿った柔軟な提案が決め手

デジタルスキル標準に準拠したアセスメントや、最適にカスタマイズできる eラーニングやワークショップ

キカガクを選んでくださった理由を教えてください。

渡邉様:

大きく三つあります。

一つ目は、グループにおける DX リテラシーの現状把握ができること、そしてそれが DX リテラシー標準に準拠したアセスメントであることが大きかったです。

二つ目は DX リテラシー底上げのための eラーニングの動画研修をカスタマイズできた点でした。実際、eラーニングをカスタマイズして、自社事例を追加することができる研修企業が少ない中、御社は本当に柔軟にご対応頂けたところも大きかったです。

三つ目は、弊社の要望に沿ったワークショップを実現してくれた点です。

我々の希望したワークショップは、グループ会社の多くの人が参加するので一日で完結でき、しかも実データを使うといった難易度の高い依頼だと思います。この依頼を真摯に受け、期待を超える形で一緒に実現してくれた所が良かったです。

【キカガクによるご提案書の一部(イメージ)】

数値化やビジュアル化で現状を正しく把握できるアセスメント

研修効果測定や学習意欲にもつながるアセスメントだった

アセスメントを導入した背景を教えていただけますか?

渡邉様:

DX 人財を育成するにあたり、我々が今どの立ち位置にあるのか、何が強くて何が弱いのか、ホールディングスだとどうなのか、グループ各社で見るとどうなのかといった現状を把握しないと、育成の方向性を決めることができないとなり、アセスメントの導入を検討しはじめました。

舘岡様:

幸い、ここ数年でデジタルスキル標準のような定義・標準化された DX 人財育成像ができていたり、それを客観的に測定できるサービスが出ているということを知り、各社にお話を聞くことになりました。

アセスメントをキカガクに決めた背景等を教えてください。

田口様:

まず大前提として、DX リテラシー標準に準拠したアセスメントを探していました。

準拠したアセスメントの中でも、知識に対してマルバツで回答させるアセスメントが多い中、キカガクさんのアセスメントではしっかりと知識を問う形式になっていたのが印象的でした。

さらに、知識だけでなくマインド面も測定できたり、カテゴリーごとに問題が設定されていたり、ランダムに問題が出るところも他社と比較し高評価でした。

また個人的に時間設定も良かったです。

1 問 1 分 20 秒制限となっており、しっかりと知識が入っていないと回答できない絶妙な時間設定で、本当に今の自分のレベルを測定されていると感じました。

アセスメント導入で最も良かったところはどこでしたか?

田口様:

やはり一番は組織視点でも受講生視点でも、現状把握ができたことです。

舘岡様:

デジタルスキル標準のような統一された基準において、DX リテラシーの現状や研修効果が定量値で可視化され、結果がわかるものが今までありませんでした。

その点、本アセスメントでは、自社の結果が定量値やビジュアルでわかるだけでなく、全受験企業の平均との比較や同業界での比較などから自社のリアルな現状がわかるので、注力しないといけないという危機感や、どこに注力すればよいのかが明確になることに感銘を受けました。

渡邉様:

私も可視化ができたこと自体、まず大きな意義があったと思います。

更に定量的な比較ができることにより、私達だけでなく、上長も現状をより把握しやすくなったのではないかと思っています。

もしアセスメントを定期的に使用するのであれば、グループの DX リテラシーの現状がどう変遷しているのかという、ある意味健康診断のように使用できるのではないかと思いました。

アセスメントのよかった点は他にありますか?

田口様:

今回はグループ各社含め 2,000 名を対象に、アセスメント、そして研修動画の視聴、再度アセスメントという順番で、二回アセスメントを受けてもらいました。結果は、一回目よりも二回目のほうがグループ全体としてもスコアが上がり、個社ごとに見ても、スコアがかなり上がった会社もありました。

このように二回目のアセスメントを動画研修の後に行うことで研修の効果測定ができました。

また、一回目のアセスメントで点数が良くなかった社員が、危機感から意欲的に研修に取り組んでくれたということもありました。

副次的ではありましたが、こういった学習のきっかけづくりになったことも良かったです。

渡邉様:

こういった評価は比較的甘めな設定であったり、達成感を醸成するために満点をとれるような仕掛けがあるサービスもあると思います。

しかし御社のアセスメントは正しく測定する意味でも、納得できる厳しさがあり、しっかりと現状把握に役立つ結果となった点でも良かったです。

【 DX リテラシーアセスメントの画面例】

社内ポータルサイトで一番の再生数に

DX リテラシー×グループの独自事例導入で、「自分ごと化しやすい」動画研修へ

eラーニングにおけるキカガクのサポートで良かったところはありますか?

渡邉様:

DX リテラシーの底上げを目的とした eラーニングでは、DX について体系的に学習できるコンテンツ( DX ファーストステップコース)をカスタマイズして作っていただきました。

その際、DX の事例として西武グループの DX 事例を取り入れて頂きました。

やはり研修の事務局側として、「こういった想いからこういった事例を取り入れたい!」という気持ちが入りすぎてしまった部分があります。

キカガクさんはそこを踏まえつつ、「伝え方や見せ方をこう変えると、より伝わるのではないか?」と言った、研修のプロ視点や受け手視点でのフィードバックをしてくださり、真摯に研修動画を作って頂けた点が良かったです。

田口様:

それ以外にも我々の要望に沿って、何度もミーティングを重ねながらカスタマイズしていただきました。

また、内容についても資料やニュアンスから汲み取っていただき、解説やナレーション、資料作成を含め、本当にわかりやすい研修動画を丁寧に作って下さいました。

どういった事例を取り入れましたか?

田口様:

実際に西武グループで今まさに取り組んでいる、生きた DX の事例を組み込んでいただきました。

例えば、SEIBU PRINCE CLUB(西武グループの会員サービス)や先の西武グループマーケティング基盤の紹介、またその活用事例や導入背景、目指している所なども丁寧に解説頂いています。

また SEIBU Smile ID といった新しいサービスの頭出し情報なども取り入れ、今後のグループにおける DX への取り組みについて紹介する事例も入れて頂きました。

今回のように DX の基礎から学べるコンテンツに、自社事例を組み込んだことによる効果はどうでしたか?

田口様:

今回ご提供いただいた DX ファーストステップコース自体わかりやすく、必要な情報が体系的にまとまっているので、初めの一歩としてはすごくいいコンテンツでした。

それに加えて、西武グループの DX 戦略や DX 事例を交えた解説により、受講者にとって自分ごと化に繋った内容になったのではないでしょうか。というのも、私自身受講者の立場で考えると、自分ごと化という視点において、自社と関係ない一般的な事例だけだとあまり響かないと思っています。

なので今回、DX を基礎から学べる動画に、西武グループの独自の事例を組み合わせることにより、DX やデジタルに詳しくない人でもよりイメージが湧きやすかったのではないでしょうか。

結果としても、社内ポータルサイトに動画を掲載し、グループ社員であれば誰でも視聴可能にしたところ、他の動画と比べ、本動画は一番の再生数となっています。

【カスタマイズ前の DX ファーストステップコース】
DX とは何か?なぜ必要なのかといったことを学べるコースです。 DX の基本を学び、DX 推進への第一歩を踏みだすための内容となっています。

コース名

詳細

DX ファーストステップコース

https://www.kikagaku.co.jp/course/dx-firststep

データ起点で考えることが体感できたワークショップ

研修を研修で終わらせないために、実課題×実データで、実際に取り組む施策を立案

具体的にどういったワークショップを行いましたか?

渡邉様:

ワークショップは、グループ全体から挙手制で応募してくれた各回約 20〜30 名を対象に、全四回実施しました。

テーマは、テクノロジー・データ・インサイトの複数領域を掛け合わせ、実データからインサイトを抽出し、解決策を立案することを軸に設計しました。

具体的には、実際の案件としてグループ会社の担当者に課題を持ち寄ってもらい、その課題や背景を受講生に説明してもらうといったテーマもありました。

そして SEIBU PRINCE CLUB 等の実データを活用しながら、その課題を解決する施策をデータ起点で立案するワークショップを行いました。

*なお、研修で活用したデータは個人が特定できるデータの活用はしておりません。

ワークショップで実データを使用した背景はありますか?

渡邉様:

今回のワークショップの参加者は、グループ全体から幅広く参加してくれました。例えば、ホテルのフロントスタッフや、駅係員、運転士といった現業部門の社員にも参加してもらいました。

そういった社員に、「西武グループの保有するデータはどういったもので、どういったことができそうか」等を実際にデータに触れて、知ってもらうだけでも大きな意義があると思っていました。

また一般的な研修の課題として、サンプルデータでは疑似体験はできても、実際のデータを使わないと実務での活用に繋がらないことがあると思います。

つまり、自身の業務に使えるかもしれないデータの存在と価値を知り、実際にそれを活用して具体的な施策まで立案することで、すぐに実務でも使えるイメージを持ってもらいたいという背景でした。

なので、実際に研修で扱うデータは自社データが絶対良いと思っていました。

ワークショップ研修設計にあたり、キカガクのサポートはいかがでしたか?

渡邉様:

私達は「こういった研修を実施したい!」という想いはもっていたのですが、実際に研修に落とし込む部分をキカガクさんにご協力いただきました。

まず私達から、どんなテーマで、どんな内容にすればよいかのイメージを共有させて頂きました。

そこから、活用できるデータ、追加で必要なデータ、具体的なデータ分析やその解釈、適切な研修時間の設計や解説する項目の意味付け、そして最終的なアウトプットの形など、研修設計の視点や受講生の視点も踏まえ、具体的な研修に落とし込んで下さいました。

実際にワークショップに参加し、面白い発見などありましたか?

渡邉様:

一つ例をあげると、西武秩父駅前温泉 祭の湯の事例が印象的でした。

「祭の湯のお客さまの訪問回数を増やすには?」といったテーマでワークショップを行った際、面白い視点が二つありました。

一つ目は、祭の湯の利用客を分析すると、地元以外の人の利用が多い現状でした。この状況を踏まえると、通常は顧客の大半を占める地元以外のお客さまを更に増やそうという発想になりがちです。

しかし、よくよく分析すると、地元の人にプロモーションを行い、ご利用いただくほうがポテンシャルがあるのではないかという発見がありました。

舘岡様:

この地元の人に目を向けた結果、「同窓会に使っていただくのはどうだろうか?」といった施策も出て、分析の切り口だけでなく、施策の切り口も面白かったです。

渡邉様:

このようにデータを見て、通常とは違う切り口で思考・発想できたことも面白かったです。

二つ目は、現場での経験とデータを掛け合わせることで、新しいアイデアが生まれたことです。

同じ秩父の事例では、電車の運転士が日々お客さまに接しているからこそ得られる動向と、社内データを組み合わせて、面白くて新しいソリューションを立案していました。

やはりこれは、データだけでなく、ドメイン知識のある人がデータに触れたからこそ立案できたものだと思っております。

具体的に実施が決定した施策などはありますか?

渡邉様:

研修後そこまで日が経っていないので検討中の施策が多いのですが、現在実施が決定しているもの一つをご紹介させていただきます。

とあるホームページで、訪問者は多いのですが、実際の利用に至ってない特定のセグメントを発見しました。

データから、ホームページの動線のわかりにくさが課題だと仮説を立てて、その対策を実際に実行していました。具体的には、全体の導線の改善から、特にホームページの事前予約ページまでの動線を改善しました。

また、動線の改修だけでなく、ホームページ訪問者へ一日のおすすめコースのようなコンテンツを掲載し、実際に現地に足を運びたいと思ってもらえるような企画も実施していると聞いております。

【SEIBU PRINCE CLUB】

SEIBU PRINCE CLUB

ワークショップでの体験はどういったことに繋がりそうですか?

渡邉様:

大きく二つあると思います。

まず一つ目はデータ起点で考えるきっかけづくりに役立ったのではと思っています。

普段データに接する機会が多くない人が、活用できる社内データの存在や、その活用のポテンシャルを知り、実際に解決策を立案するプロセスを通して、データ起点で解決策を立案する経験ができたことが有益でした。

二つ目は、先の祭の湯の事例からもそうですが、データを活用すると説得力のある提案ができることを体感できた点だと思います。

例えば、経験や勘、慣習から既存のセグメントに対してプロモーションを打とうとするのではなく、今までと違うセグメントに対して打つ施策であっても、データ的な裏付けがあるので、施策としての説得力が増します。こういったことをワークショップを通じて実感してもらえたら嬉しいです。

三つ目は、先のホームページ改修にはじまる、データ起点で立案した解決策を案のまま終わらせるのではなく、実際の施策として動くことができたことが良かったです。

田口様:

その一つ目の所で、私も「自社にこういったデータがあったんだ」という気付きになりました。

データ起点で考えるには、まずどういったデータがあるのかを知らないと考えられません。なので、本研修の目的の一つである「自社にどういったデータがあるのかを知る」という点でも実りがあった思っています。

そこから、ワークショップでの施策立案を通して、「SEIBU PRINCE CLUB のデータを使ったらここまでわかるんだ!」という発見に繋がったら嬉しいです。

実際に研修後のアンケート結果からも、データ活用による施策の幅の広がりや、データドリブンな組織醸成への効果を感じる声もあり、データ起点で考えることの第一歩目となる研修になったのではないでしょうか。

キカガク講師のサポートで良かったところはありますか?

渡邉様:

今回実データを活用したのですが、出せる範囲のデータをお渡しして、研修実施前にキカガクさんにデータを分析頂いてから、ワークショップに臨みました。

実際の研修では、講師の方からデータの新しい解釈や切り口、「本当にそうなのか?」といったバイアスを壊すフィードバックなど、ワークショップごとに的確なアドバイスをいただき、流石プロだなと思っていました。

また、研修全体の運営もすごく上手でした。

多くの人が参加してくれていたので、データの理解が高い人から低い人まで幅広くいました。そういった参加者の背景や研修中の理解度に応じて、伝え方や教え方を臨機応変にご対応下さったところも流石でした。

さらに、実施した研修の結果と反省点を踏まえ、回を追うごとにワークショップを改善していってくださったところも良かったです。

【インタビュー中の様子】

研修を研修で終わらせないために

実務に繋がる研修で、より良いサービスや施策の創出へ

研修後、何か変化を感じることはありますか?

渡邉様:

「データ起点で考えてみよう」という変化があったように感じます。

研修に参加したグループ会社の社員達からも、研修後 SEIBU PRINCE CLUB データの活用から実際に取り組むプロモーションなど、相談されることが増えました。

つまり、普段の業務でデータを扱わない人であっても、自分の業務に置き換えて施策を考える際に、「このデータ使えるのではないか」と自分ごととして考えられるようになった変化の一つかなと感じています。

こういった変化を通して、参加してくれたグループ会社にてデータ活用の風向きが変わっていれば嬉しいですし、そういった変化が研修に参加した人への恩返しとなっていればと思っています。

本研修を受けた人が増えることで、組織視点の短期的な変化で期待していることはありますか?

渡邉様:

データ・テクノロジー・インサイトという三つの視点を掛け合わせることで、お客さまに喜んで頂けるようなより良いサービスが作れるのではないかと思っています。

その一方で、経験や勘も重要だと思っています。

今まで培ってきた経験や勘をデータで裏打ちしたり、経験や勘とデータを組み合わせてより良い施策を考えたりと、その循環を作ることでさらに良い打ち手やサービスが生まれるのではないかと期待しています。

つまり、データ・テクノロジー・インサイトの三つを活用し、経験と勘を形式知にできる人財が増えていくことで、より良いサービスが提供できるのではないかと思っています。

舘岡様:

DX・マーケティング戦略部として、グループの会員組織である SEIBU PRINCE CLUB を徹底的に活用し、グループ顧客の拡充を目指しています。まだまだ課題は多いですが、更に進化させていこうと思っています。

そのためにも、まずはなぜこういったデータを集めているのか、それが何に使えるのか、自身の業務にどう良い影響があるのか、お客さまにどう還元できるのかということを知ってもらうだけでも大きく違うと思います。

また、SEIBU PRINCE CLUB のデータだけでなく、先のグループ各社のデータを集めた西武グループマーケティング基盤の整備も進んでいますし、SEIBU Smile ID というグループ会員の共通 ID の活用もスタートしました。

ですので、今回実施したようなインプットの動画研修とアウトプットのワークショップ研修を通して、こういった取り組みに少しでも必要性と有効性を見出してくれる人が増え、その基盤を利活用して、自身の事業収益拡大に役立ててくれたら嬉しいです。

今後研修を受講する方へメッセージをお願いいたします。

田口様:

「研修を研修で終わらせない」ということを掲げて実施していたので、実務に少しでも繋げてもらえたら嬉しいです。

今すぐ実務に繋がらない人でも、今後データ起点で考えることは必ず必要になると思うので、データ起点で考えることを経験する一歩目として、こういった研修を活用してほしいです。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。

キカガクでは業界業種問わず 1000 社以上の企業に導入いただき、DX 人材育成における様々な課題解決をご支援しております。

業界業種多種多様な業界 20 社以上の育成事例もご紹介しておりますので、ご興味のある方はぜひご参考ください。

どういった DX 人材を育成すればよくわからないDX 研修の内容をどうすればよいか決めきれない自社の課題を解決するような研修をカスタマイズしてほしい、などありましたら、下記フォームから弊社コンサルタントにお問い合わせください。御社の希望や予算等をお伺いし、適切な研修をご案内させて頂きます。


また、弊社キカガクが提供しているサービスの特徴やコース詳細についての資料は下記になります。コースごと学習内容の詳細やスケジュール等今回ご紹介してきれていないコースやサービスもご用意あります。DX 研修を検討されている方のご参考になれば幸いです。

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