
目次
DX 人材を育成しなければならないが進め方が分からない、DX 研修を導入したいがどのような研修がいいのか分からない、といった悩みを持っている育成担当者の方もいらっしゃると思います。
本記事は DX 研修や DX 人材育成に関する情報を網羅的にお伝えし、キカガクの提供している DX 研修についてご紹介します。
キカガクが提供している研修やコースの詳細は下記の資料でもご紹介しております。ご興味がある方は、こちらのボタンからダウンロードをお願い致します。
すぐにわかる キカガク資料 3点セット
資料をダウンロードまずキカガクが提供する DX 研修の概要をご紹介します。
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上図はキカガクが提供している研修の全体像になります。
デジタルスキル標準の 5 つの人材類型に沿って、レベルごとにコースを用意しています。
本ロードマップの解説は下記記事で、各人材類型ごとのコースは下記ページでご紹介しています。
人材類型 | 人材類型ごとのコース紹介ページ |
|---|---|
ビジネスアーキテクト | |
データサイエンティスト | |
サイバーセキュリティ | |
ソフトウェアエンジニア | |
デザイナー |
キカガクの研修の特徴や導入事例は記事の後半でご紹介していますので、そちらもご参考になれば幸いです。
では早速本編を見ていきましょう。
現在 DX 人材不足は深刻化しております。
経済産業省によると、DX 人材は 2020 年時点ですでに約 5 万人不足しており、2030 年には約 79 万人と現状の 10 倍以上不足していくと予想されています。このような現状を踏まえ、企業としては DX 人材の採用をするか、社内で育成をしていくかの 2 つに分かれます。
ただ、優秀な DX 人材の人材不足ということもあり中々採用できません。また採用するとしても、優秀な DX 人材を受け入れる人事制度や評価制度、そして給料テーブルの見直しから迫られています。
そこで多くの企業は社内外での育成に力をいれています。
そもそも DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、Digital Transformation の略称です。
デジタル・トランスフォーメーション (DX:Digital Transformation) には大きく分けて 2 つの意味があります。それがデジタイゼーション(Digitization)とデジタライゼーション(Digitalization)です。
項目 | 詳細 |
|---|---|
デジタイゼーション(Digitization) | アナログからデジタルへの変換(デジタル化) |
デジタライゼーション(Digitalization) | IT・デジタルによる業務の効率化や省力化、そして DX において最も重要とされるデータの活用 |
では、 DX 人材とはどういった人材を指すのでしょうか。
DX 人材とは IT・デジタル技術を用いて企業の変革を推進できる人材のことです。
経済産業省の「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン」(DX 推進ガイドライン)Ver. 1.0 (2018年12月)では次のように説明しています。
DX 推進部門におけるデジタル技術やデータ活用に精通した人材
各事業部門において、業務内容に精通しつつ、デジタルで何ができるかを理解し、DX の取組をリードする人材、その実行を担っていく人材
上記 2 つの定義を見ると「DX人材」とは IT・デジタルを理解しているだけではなく、リーダーシップを発揮しそれらを事業や業務に適用できる人材であると言えます。
ただ、一般的な DX 人材の定義は上記のような人材であっても、企業の状況に応じて求められる知識やスキルが異なってきます。そこで、企業はまずどんな DX 人材が必要なのか個別で定義する必要があります。
また、DX 人材は、企業の変革を推進するために IT・デジタル、データ活用の知識だけではなく、変革を推進するためのリーダーシップやマネジメントスキルが必要になってきます。またそういった意味で、DX 人材とデジタル人材を下記記事のようにわけて考えている企業もあります。
次に、DX を進めていく上でどのような課題やボトルネックの多くは、上記の DX 人材というキーワードに集約されそうです。
以下は、「DX 白書 2021」から集計しました全社の DX 取組状況です。
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上記を確認してみると、DX 推進に「取り組んでいない」、「一部の部門のみ」の企業が全体の 68.0% と半分以上を占めています。
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その要因として、 DX 人材の「量」、「質」ともに不足していると感じている企業が大多数を占めています。取り組めていない根本は DX を推進するための人材が足りていないため、中々行動に踏み切れない事が見て取れます。
つまり、DX の推進がうまくいっていない大きな課題の要因として「DX推進するための人材不足」があげられます。
今度は、DX プロジェクトにおけるボトルネックについて見ていきましょう。下図は弊社が DX を推進する立場にある方 50 名に独自アンケートをしたものになります。そのアンケート結果として、共通して見られた DX プロジェクトのボトルネックを抽出しています。
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すべての企業規模に共通して存在するボトルネックとして、「意識統一」と「変化への抵抗」が挙げられます。
つまり、「変革」を伴う DX を推進するには、上記で挙げていた DX を推進する DX 人材の育成だけでなく、会社の階層別、部門別、計画と行動における DX への認識や取り組みにおける GAP の解消が求められます。
よって、上図のようなボトルネックを育成で解消するためには、「リソース不足」解消するために DX 人材の育成を行い、「変化への抵抗」の軽減と「意識統一」への支援を目的として全従業員に実施するの DX 教育を行う必要があります。
この両面からのアプローチで初めて、DX を推進するための下地が完成します。
また、次の記事では DX 人材の育成時の課題について、簡単にご紹介しています。
では、実際に DX 人材を育成や全社員への DX への機運を醸成する研修を実施する際のポイントは何でしょうか。大きく以下の事が考えられます。
自社が上図のどのレベルなのかを把握する必要があります。レベルを把握した上で、DX 人材に必要なスキルが何でどの研修を受けるべきかや、どういった DX を実施するためにどういった DX リテラシーを醸成すべきかを選定していきます。
また、研修実施前に現状を図るためにアセスメントサービスを利用するのもよいでしょう。
現在、キカガクを含めた複数者が、DX スキルやリテラシーを可視化するサービスを提供しております。それを活用し、現状を数値化するというアプローチもあります。
次にどのような DX 人材を育成したいのかや、どこまでのリテラシーレベルまで育成するのかを設計する必要があります。
つまり、誰に何を受けさせて、どういったレベルまで育成するかという人材類型とゴールイメージを設定します。この段階でしっかりと設計していくことで、本当に自社に必要なスキルだけを学ぶ効率の良い研修を行うことができます。
研修会社によっては、ヒアリングを行い自社課題に沿った研修設計をしてくれる所もあります。課題のすり合わせを行うことで、GAP が減り自社に適した研修設計になります。
また、次の記事ではどういった DX 人材を育成すべきかについてもご紹介しております。
DX を推進するためには、自社課題や育成方針に適した DX スキルを取得する必要があります。それにあたり社内で育成するパターンと社外の研修会社に依頼して育成するパターンがあります。
もしリテラシーに課題があれば、特定社員ないし全社員向けにリテラシーの獲得から進めます。そこでやる気やポテンシャルがありそうな人材を選抜し、DX を推進する人材として育成するアプローチもあります。
またすでに十分にリテラシー研修が完了している場合には、DX 人材を育成します。
その際、「自社においてどういった課題を解決するためにこういった技術を使いこなせる人材を育成する」という課題と技術をセットで考え、現場での活用を見据えて DX で必要な専門スキルを習得する研修を選択します。
研修を実施して終わりということはなく、ここからがスタートになります。
研修でインプットした内容を実現場でアウトプットしていくことで初めて研修の意味をもちます。最初の設計段階で研修を実施した後のフロー構築を行い、モチベーションを維持し継続して知識やスキルのアップデートをし続けられる仕組みづくりも実施してきます。
では上記のポイントを抑えつつ、DX 人材を育成するにはどういった手順が必要なのでしょうか。
ここではキカガクが考える DX 人材育成の 5 Step を簡単にご紹介いたします。
DX 人材育成を進めていく上で、現状の把握はかかせません。あるべき人物像の定義するために、ミッション・ビジョン・戦略のヒアリングをし、これらを踏まえたうえで計画のスコープの定義をしていく必要があります。
ここでは人材定義・育成のポイントを課題と対策を踏まえて 3 点ご紹介いたします。
想定される課題 | 対策 | |
|---|---|---|
①計画より運用の重要性 |
|
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②実活用から逆算して設計 |
|
|
③アセスメント&可視化 |
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上記でもあったように DX を推進する上で大切なことは、会社一丸となって進めていくことが非常に重要です。事業部毎に進めていくこともできますが、本質的な解決にはならないため全社員が DX リテラシーを高めていく必要があります。
現在、その全社員への DX リテラシー教育で参考になるのが、下図の経済産業省によるデジタルスキル標準の一つである DX リテラシー標準となります。
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DX リテラシーを向上させるために必要な研修のカリキュラムはどういったものが良いかについては、こちらの記事でご紹介しています。
また、全社員への研修形式は、人数やコストの関係から e ラーニングで学ぶことが一般的です。dx 研修の eラーニングの選び方等は、下記記事で詳しくご紹介しております。
また、研修効果やスキル習熟度を可視化するアセスメントを活用する会社も増えてきております。特にキカガクでは、全社員向けに思考力や知識力だけでなく、マインドまで測定できるアセスメントサービスを提供しております。
それにより、次の実践スキル習得への選抜社員を発見することも可能となります。
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下記からデモ体験等を受け付けております。
アセスメント無料デモお申し込み
確認するリテラシーを身につけたあとは、DX を推進する際に必要な専門スキルや実践力の習得が必要となってきます。ここのスキルに関しては、全社的なものではなく、部署ごとに特化して学ぶ会社がほとんどです。
経済産業省でも、DX を推進する人材として実践スキルの習得レベルにあたる DX 推進スキル標準を定義しております。DX を通じて何をしたいのかというビジョン、その推進に向けた戦略を描いた上で、どのような人材を確保・育成することが必要になるか適切に設定することが重要であり、「DX推進スキル標準」はそのための参考指標として活用できます。
下図では DX 推進スキル標準において定義している DX を推進する上で必要な人材とそのキカガクが提供する研修日数の概算を示しています。
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また、下記記事では、DX リテラシーと DX 推進スキルの育成において、DX 研修の内容を考えるヒントをデジタルスキル標準に沿って簡単にご紹介しています。
DX リテラシー教育を学び、DX を推進するための実践スキルを学びここで実務に適用・活用していくフェーズに入ってきます。よく聞くのが学んだ後にうまくいかないケースの一つとして、「学びが成果に紐付かず継続しない」事があげられます。
「そもそもどんな課題に取り組めばよいか分からない」であったり、「プロジェクト推進に他部署や上⻑の承認が必要時間と⼼理的コストがかかる」、「データの取得や環境構築がうまく⾏かず、最初の⼀歩⽬が踏み出せない」等様々な問題に直面し頓挫してしまうケースも見受けられます。
下図:研修と実現場での活用の GAP
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ですので、学習を始める段階で現場の課題を整理し、実際のデータ等を活用して、課題を解決できるような環境に近い研修を実施することが非常に重要となってきます。
DX は一過性のものではなく、その本質はビジネス環境の変化に合わせて企業組織自体を今後も変化させることができる土壌を作りづつけることになります。そのために、一番の理想は上記の一連の流れを内製化できることにあります。
そのためには、研修講師を育成するだけでなく、現場へのノウハウの伝承、DX 人材同士の交流による継続学習へのモチベーション維持、社内での DX 成功事例共有等、好循環をつくっていくことが重要です。
上記で DX 人材育成の 5 Step をご紹介しました。キカガクは、上記の 5 Step を一気通貫でご提供しています。
本章では、法人向け DX 研修においてキカガクが選ばれている特徴をご紹介します。
弊社の提供する脱ブラックボックスコース(無料)をご受講くださった方ならご実感いただけると思いますが、キカガクでは初学者の方からわかりやすく、学びの多い研修を提供することにこだわりを持っています。さらに、研修運営になれた実績豊富な講師が、受講生と密にコミュニケーションを取りながら研修を実施します。
こういった教育にこだわりきっているからこそできる研修満足度の高さが一番のキカガクの研修の特徴になります。
キカガクが提供している研修をデジタルスキル標準に沿ってマッピングすると、下図のようになります。
下図のロードマップのように、入門〜実践まで幅広いレベル別の研修を提供しています。また、DX 推進スキル標準における人材類型別にも、多くの研修ラインナップがあります。
これにより幅広い育成イメージや受講者のレベル感に対応できる育成コンテンツの提供が可能です。
また、このコンテンツ幅により、キカガク 1 社で DX 人材育成をトータルサポートできるので、複数研修会社を採用する必要が少なくコミュニケーションコストが圧倒的に少なく実施することが可能となります。
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キカガクでは、キカガク for Business という学習サービスで eラーニングを提供しております。ただ、すでに LMS をお持ちの企業や動画コンテンツだけほしいという方向けに、動画コンテンツ買い切りサービスをご提供しています。
通常の eラーニング提供サービスですと、1 ID 当たりいくらという料金計算となり、全社員を対象とするとかなりの高額になってしまいます。
しかしキカガクの買い切りサービスだと、一定の上限を過ぎた人数には一定の金額でのご提供が可能となっています。
本研修ロードマップをベースに、個社の育成ニーズに合わせた研修の組み合わせが可能となります。
また、研修自体の組み合わせだけでなく、研修の中身もカスタマイズすることが可能です。例えば、業界特有の事例を含めたり、アウトプットの部分を増やしたりと自社の育成課題や以前の研修の失敗等にあわせてカスタマイズすることができます。
キカガクの研修の中でも、特に実データを活用した問題解決型 (PBL) 研修が人気です。育成担当者の課題として、実施した研修が現場に活きないというお話をよく伺います。
キカガクでは、研修依頼会社の現場で使われている実データをお預かりし、その実データを活用してデータ分析や AI のモデル開発等を学べる実データ PBL 研修を実施していています。
これにより参加者は日々自分が使うデータで先端技術を学べ、かつ、そのままデータ活用等ができるので活用イメージとモチベーションが湧きます。つまり、活用を見据えた育成をキカガクでは実施することが可能です。
キカガクの掲げるビジョンを実現するために、活躍できる人材の育成まで掲げています。
そこで、単に研修を提供して終わりではなく、研修導入完了後に組織・個人が自走していけるように、講師の内製化支援等も実施しております。
キカガクでは、他社にない次の 2 つの軸でスキル等を可視化するアセスメントサービスをご提供しております。
アセスメントサービス名 | 概要 |
|---|---|
全社員向け DX リテラシーアセスメント | 全社員の知識力・思考力・マインドセットを定量評価できます。 |
データサイエンティストのスキル可視化 | 5 つのスキル軸で、3つのレベル別に評価・可視化できるサービスです。 |
これにより、自社における DX 人材の原状把握や研修効果の測定、DX 選抜人材の選定から育成の PDCA まで実施することが可能です。
詳細はこちらの キカガク for Business ページを御覧ください。
以下の記事では、キカガク以外の DX 研修会社や、DX 研修の際の費用感等もご紹介しています。
上記の特徴がご好評となり、キカガクでは 800 社以上の企業の DX 人材育成をサポートしています。実際にキカガクが提供した事例を簡単にご紹介します。
データサイエンス・AI・機械学習の発展的なスキルを身につけ、実課題に適応できる人材を育成するために、個社課題に合わせたカスタマイズ研修を実施しました。
プレスリリース:DX 研修のキカガク、住友重機械工業株式会社向けに、実データを活用した問題解決型の次世代リーダー育成研修を実施
サッポロホールディングス株式会社の全ての関連会社、外食事業の店舗スタッフの延べ 6,000人を対象にキカガクの eラーニングシステムを導入し、DX推進に必要な基礎知識やマインドを習得を進めています。
プレスリリース:DX 人材育成のキカガク、e ラーニングでサッポロホールディングスの全ての関連会社、外食事業の店舗スタッフまで拡大し 6,000人の DX・IT リテラシー向上をサポート
地域経済の発展に繋げていくことを目的に山梨中央銀行が進めるDX 人材育成のデータサイエンス領域における DX マネージャーの育成を実施し、知識のインプットから実現場での活用を見据えた研修まで実施いたしました。
プレスリリース:金融機関向け DX 研修で山梨中央銀行の人材育成を推進
農林水産省が進める農業 DX 構想の実現へ向けた DX 人材の育成に向けて、キカガクはAI・機械学習といった先進技術やデータサイエンスを実務に応用するための実践領域の研修を提供しました。
プレスリリース:株式会社キカガク、農林水産省の「データサイエンティスト育成研修」を支援
合同会社DMM.com / 合同会社EXNOA のビジネスサイドの方向けに、生成 AI について体系的な理解と扱い方が学べて、業務に活かせるヒントを得られる ChatGPT の活用研修を実施しました。
【事例:ChatGPT 研修】合同会社 DMM.com / 合同会社 EXNOA:AI 活用を推進するための生成 AI 活用の第一歩
確認するまた、上記以外にも、様々な業界業種 20 種類以上の導入事例を下記の資料でご紹介しております。どういった業界の企業がどういった課題を解決するために、どういった組み合わせやカスタマイズを実施したのか、御社が検討している研修のご参考になれば幸いです。
事例集をダウンロード(無料)
確認するどういった DX 人材を育成すればよくわからない、DX 研修の内容をどうすればよいか決めきれない、自社の課題を解決するような研修をカスタマイズしてほしい、などありましたら、下記フォームから弊社コンサルタントにお問い合わせください。御社の希望や予算等をお伺いし、適切な研修をご案内させて頂きます。
研修のお問い合わせ
確認するまた、弊社キカガクが提供しているサービスの特徴やコース詳細についての資料は下記になります。コースごと学習内容の詳細やスケジュール等や今回ご紹介してきれていないコースやサービスもご用意あります。DX 研修を検討されている方のご参考になれば幸いです。
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