パナソニック株式会社 様

目次

パナソニック株式会社 空質空調社 設備ソリューションズ事業部様では、業務効率化の一環として生成AIの活用促進に向けた取り組みをスタートしました。
その一歩目の生成AI研修に、キカガクのカスタマイズ生成AI研修を導入いただきました。
今回は、本研修における取り組みや成果について、パナソニック株式会社 空質空調社 設備ソリューションズ事業部様の荒川様(写真:右)、横江様(写真:左)にお話を伺いました。
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荒川様:社内の意識調査等を踏まえ、業務効率向上が私たちの事業部の優先課題として位置付けられていました。その解決策の一つとして生成AIの活用があると思いますが、まだ業務に落とし込めているとは言えていない状態でした。
実は当社では「PX-AI」という当社独自のAIアシスタントサービスがあるのですが、私たちの事業部内ではほとんど活用されていませんでした。
この背景として次の3つが考えられました。
1つ目は、そもそもツールの存在を知らない方も多かったのではないか。
2つ目は、移り変わりが早い技術なので何から学んだらよいかわからなかったり、自ら学ぶ機会を持てなかったのではないか。
最後に、AI活用へのハードルの高さです。「AIは複雑で難しいもの」と感じている方もいるのと、AIを業務に活用して何が変わるのか、どう良くなるのかのイメージが湧かないことも大きな壁だったのではないかと考えています。
そこで腰を据えて体系的にインプットする時間を設ける必要があると考え、この研修の企画をスタートさせました。
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横江様:私を含めAIに頻繁に触れていない方もいるので、活用イメージが湧く「手触り感」のある研修を重視しました。そこで、座学だけでなく、実際にAIを使うワークの多い研修で、「AIってこう使えるんだ」「意外ととっつきやすいんだな」という感覚を持ってもらいたいと考えていました。
荒川様:「交流」も重視していました。今回、様々な部署や年齢、バックグラウンドを持った多くの方が受講くださいました。そこで教え合いや交流を通し、垣根を超えたコミュニケーションの活性化にも繋げたいと考えていました。
横江様:内容のマッチ度です。当社のグループ会社で、キカガク様がPX-AIの活用推進のためにカスタマイズした研修を実施した実績があることを聞き、その資料も見せていただきました。これが、私たちが実現したいと思っていた研修と非常にマッチしていたためです。
荒川様:約450名を対象に、オンラインオフライン込みの全10回に分けた生成AI活用研修を実施しました。
AIの基本からPX-AIの活用方法まで学びました。また、多くのワークを通して、AIを活用した業務効率化のイメージや気づきも得られる内容でした。
例えば、期待どおりのアウトプットを出すプロンプトの書き方を学んだり、業務効率化に向けて自分の業務にどうAIを活用するかをアウトプットしたりしました。また、研修をカスタマイズしてもらい、個人ワークやグループワークを多く盛り込んでいただきました。
横江様:事業部全体の約6~7割の方が挙手制で受講くださいました。年齢層は幅広く、新入社員から定年退職後に再雇用されている方もいらっしゃいました。
荒川様:3つあります。
まずは、基礎的な内容がわかりやすかった点です。生成AIを使ったことがなかったり、AIについてなんとなくしかわかっていなかった方に受講いただいたのですが、わかりやすい講義で基本から体系的に学べ、気づきも多かったです。
2つ目は、ワークを多く実施したことで、苦手意識のハードルを下げながら活用のイメージが湧いたことです。研修は「AIの仕組みやできること」を体系的に学んだ後に、実際にシステムを触る流れでした。これにより、インプットとアウトプットが上手く結び付いて、理解が大きく進みました。
3つ目は、現場の活用につながったことです。最後のワークでは、職場で実践できることを見つけて、アウトプットしてもらいました。こういった「そのまま現場で活用できるアウトプットのあるワーク」のおかげで、受講者が実際に職場に持って帰り、今の活用につながっていると思っています。
横江様:グループワークの発表する場面では、どの講師の方も丁寧にコメントをくださいました。プロンプトの書き方やその考え方などのフィードバックや、発表した内容をわかりやすい言葉で全員に共有してくれ、同じ使い方をしていなかった受講者にとっても新しい学びになりました。
荒川様:挙手制で受講希望者を募ったことや、AIへの関心が高まっていることもあり、元々の意欲が高かったこともあると思いますが、期待どおりの研修結果となりました。
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横江様:AIに対する意識が変わりました。AIの活用というとプログラミングを想像してしまう方もいました。しかし、自然言語を入力しアウトプットを出すプロセスを実際に体験することで、その認識が大きく変わり、AIへの業務活用のハードルがかなり下がりました。そのハードルの低下が、業務効率化にデジタルやAIを積極的に活用する意欲の向上につながりました。
実際に、様々なところで活用の声が届いています。例えば、メール作成や文書添削、議事録作成、Excel関数作成など、日常業務の様々な場面で業務効率化が進みはじめました。特に議事録の要約などは多くの方が取り入れています。さらに、職能に合わせた使い方をそれぞれが見つけているようです。
このように、日常業務の中に生成AIが自然と入り込むきっかけにもなりました。
荒川様:元々期待していたコミュニケーションの促進にもつながりました。研修を通じて業務効率化に向けたAIの活用という共通の経験や知識ができたことで、横展開や活用法の共有などのコミュニケーションも活発になりました。この一緒に研修を受けたという経験が、その後の職場での話しやすさにもつながっていると感じます。
横江様:生成AI活用に向けて、非常に大きな波及効果がありました。研修を受けた方が実際に業務でAIを使っているのを見て、「何それ?」「どうしてそんなに早くできたの?」という反応が周囲から出ています。生成AIを活用している場面を見て、研修を受けていない人も「自分もやりたい」と感じるようになっているようです。
さらに、PX-AIの活用方法を共有する機会が自然発生しています。例えば、当社では、職場懇親会という職場内で色々なテーマで会話をする場面があります。そこで、本研修で学んだことを活かし、「PX-AIでこういったことをしてみよう」というテーマが上がってきているようです。
多くの人が同じ生成AI研修を受けることで、組織全体でAI活用のハードルが下がり、活用に向けた熱が高まりました。さらに、自分から学ぼうという姿勢や学習の楽しさが生まれ、活用が進んでいます。その活用が、効果を目にした多くの人を生成AIに興味を持つ人へ変えています。
こういった業務効率化に向けた良い循環が生まれはじめたことも良かったです。
荒川様:今回の研修で社員同士のAIやデジタルの活用に温度差があることが明らかになりました。今後は、個人のレベルに合った研修も検討する必要があると感じています。
一方、今回のようなベースアップの機会を通して、組織全体でAIを活用することで作業効率が上がり、その分を他の業務に費やすことができるようになってきている実感があります。このまま生成AIを活用した業務効率化を進め、残業時間の削減や、今まで手が回らなかった本来やるべき業務に取り組める時間が増えることを期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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